こんにちは
レストランを愛してやまない美食ソムリエAsaco®です
石川・金沢にある、日本料理店
【片折(かたおり)】
2019年秋に訪れました。「食べログアワード」ではシルバーを受賞し、グルメガイドブック「ゴエミヨ」にも掲載されています。
2018年5月、店主の片折卓矢さんが、元料理人の奥様とご一緒に独立されました。
一枚板のカウンターのみ。日本酒を持ち込ませていただきました。
昼・夜ともにおまかせコースのみ。秋のディナーは、能登の松茸からスタート。
■能登・珠洲「昼採れ松茸」のお粥
朝採れではなく、「昼採れ」というのがさすが地元ですよね。松茸はカサが大きく、香りが強く、東京では絶対に手に入らない鮮度で素晴らしいものでした。
お出汁は
■枕崎の一本釣り、本枯れ節
お弟子さんが目の前で丁寧に削ってくださり、
澄んだ一番出汁をいただきました。お店で使用しているお水は、七尾市中島町まで藤瀬の名水を汲みに行かれているそうです。
キラキラ。美しく輝く一番出汁。澄んだお出汁が身体にすーっと染み渡りました。グラスは、能美市の作家さんもの。
■能登・宇出津(うしつ) 毛蟹寄せ
■氷見のクエ・エンガワ(塩・山葵・醤油で)
ねっとりと舌に絡み、それでいてサクッと小気味いい食感。
一皿目にいただいた、能登・珠洲(すず)の「昼採れ松茸」、今度はこーんなに大きなまま炭火でゆっくり火を通していきます。
壮絶な香りの来襲。もう・・・香りの波がぐわぁっと押し寄せて、顔面が踊り、「熱いあついっ」と言いながら松茸を転がし焼いていく片折さんの手元をじーっと見つめ、今かいまかと昇天しそうでした!笑
九谷焼の器に、輪島のお塩。
■氷見の甘鯛、海苔の佃煮、氷見のピーマン(原種)
■車麩、白山のスッポン卵出汁
■氷見のクエ、酒蒸し(身)
■氷見の無農薬里芋の田舎煮、煮干しで直焚き
■飛竜頭(ひりょうず=がんもどき)の煮物
■富山・氷見の一等米『コシヒカリ』
■出汁に使用した昆布の佃煮
片折さんのお父様が作られたというお米、精米したての米を炊き上げる。
つづいて
■ノドグロご飯
■できたての栗きんとん
能登・宇出津(うしつ)の栗を熟成
そして最後は、お料理にも使っていた藤瀬の湧き水の「白湯」で口内を極めて、御馳走様でした🥰
愉しいメンバーと大将ご夫妻と、お弟子さんのユニークな掛け声で♡
季節ごとに飛行機に乗って食べにきたい!そう強く思わせてくださった素敵な【片折】さんです。
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〒920-0928 石川県金沢市並木町3−36
076-255-1446
それでは今年一年も、美酒・美食でハピハピできますように🥂
美食ソムリエAsaco ®
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