シャローム(שלום)こんにちは🌸
イスラエル在住の美食ソムリエAsaco®です。
今回は、家族で旅した【地中海クルーズ4日目:スペイン・バルセロナ】をご紹介します。
初めてのスペイン!
バルセロナでは、サグラダ・ファミリアをはじめとするガウディ建築をめぐり、イスラエルでも人気のスペイン発ファストファッション(ZARA / MANGO / DESIGUAL など)のブティックを駆け足で廻りました!初めての街に寄港すると、日帰りなので時間が全然足りません・・・チケット情報や回る順など、旅の予習は必須だったなと反省。またゆっくり訪れたいと思える素敵な街でした。
クルーズ船ターミナルから市街地までの行き方
クルーズ船が停泊していたターミナルCから、市街地までの行き方が少しやっかいだったのでご紹介します。こちらが、『バルセロナ・ポートのターミナルC』です。
ここから
ギャングウェイ
通常は2階の狭いゲートが出入口になるのですが、ローマ同様バルセロナも大きな港だからでしょうか、5階メインプロムナードの広いゲートが出入口になっていました。ちなみにエレベータで『☆GANGWAY』を押すと、その日のゲートフロアに連れて行ってくれる便利なシステム。
※ゲートが狭い2階の日は、混雑を避けるためにエレベータは3階で止まり、そこから階段で降りることになります(帰りはエスカレータで上がれる)。しかしこれを知っていると、ベビーカーや足の悪い方は2階まで行っちゃいます。
下船開始できるのは6時とかなり早かったのですが、朝食をとってのんびり9時過ぎに出ようとしたら、チェックアウトして下船する大きな荷物を持った人達でごった返していました。これも反省。早く下船すべきでした。
シティバス
ターミナルを出ると、タクシー乗り場には長打の列!!
アプリで呼ぼうにも全く捕まらず、街まで出てくれるというシティ・バスに乗ることにしました。前夜に配られるニュースレターやアプリで、シティバスの情報は書いてあったのですが、乗り場や時刻などの説明はなし。直接行ってみて確認するほかありませんでした。
ポートのスタッフさんに聞いて乗り場は分かったものの、そこには屋根も時刻表もなく、前に並んでいたご夫婦は炎天下に15分ほど待っていたとのこと。タイミングよく私たちは5分ほど並んだところでバスがやって来てくれて、乗り込むことができました。
しかし、暑い中ずっと待ちぼうけだった人たち(&日陰に避難していたそれぞれのお連れ様)が一気に集まってきて乗り込もうとするので、そこはもはや修羅場。私たちはベビーカーとお婆ちゃん連れだったのでヒヤヒヤしました。。。また、料金はバスに乗る時に現金清算(片道€3)するので、時間がかかって中々発車できない・・・チケットは事前購入にするとかどうにかこうにか、効率よくいかないものでしょうか・・・と頭を悩ませるよりも、混まない時間帯に早く下船するのが吉でしょう。
コロンブスとグエル邸
そして、約10分ほどバスに揺られて降ろされたのがこちら。
ここから、コロンブスの記念塔を通って、グエル邸まで歩きました。
1888年に、万国博覧会を記念して建てられたという高さ60mのコロンブス記念碑。周りをぐるっと囲む基部にある八頭の獅子の像などが工事中でした。
当時バルセロナにいたスペインのイサベル女王に、新大陸発見の報告にやってきた(偉業を成し遂げた)ことを記念して建てられたそうです。
通りには、アーティストの出店ブースが並びます。
1888年に建てられたという、ガウディ初期の建築『グエル邸』。バルセロナ旧市街にある、唯一のガウディ建築で、世界遺産に登録されています。今回は時間がなかったので外観のみを見学。ここからタクシーに乗って、メインイベントの『サグラダ・ファミリア』へと向かいます。
サグラダ・ファミリア
ベビーカーや身障者用のエレベータに1フロア分だけ乗って、チケットエントランスへ。まずは生誕の門から入り、予約していた受難の門(ファサード)のエレベータ乗り場へ向かいます。
チケットはオンラインで事前予約。息子の年齢では展望台に上がれなかった(6歳から)ので、家族が二手に分かれて30分ずらしてチケットを購入していました。
上りはエレベータですが、狭い通路の展望台での写真撮影を終えると、帰りは膝が笑う螺旋階段でした!
帰る途中、頭上で教会の鐘がゴーンゴーンと大きく鳴っていましたが、残念ながらスピーカーからの爆音でした。
受難の門の展望台からは地中海をのぞみ、我らが乗るロイヤルカリビアンの巨大なクルーズ船がドーンと輝いて見えましたよ🛳カメラでめいっぱいズームしたら、なんとも立派に撮れました!!
Instagramでもご紹介しています。本当はもっともっとたくさん写真を撮ったはずですが、インスタの1投稿10枚には収まりきらず残念。
ランチ・カフェ
Aitor Restaurant
サグラダ・ファミリアすぐ近くなのに、空いていて穴場のレストラン。お友達に教えてもらってランチにて伺いました。店先は狭く少しのテラス席もありますが、店内は細長く奥に繋がっていて、広い店内。ベル―からの団体さんもいらっしゃったほどのキャパシティがあります。
入店するとすぐ、ショーケースにズラリと並べられたタパスが目に飛び込んできます。食べたいだけセルフでお皿に盛り、最後にピンの数を数えてもらってお会計する信頼の上に成り立つシステム。1つ1.80ユーロ。
私たちは複数名だったので、一口ずつシェアして、美味しそうなのを色々試すことができました!
スペインといえば、サングリア!左が赤ワインから作られる通常のサングリア(SANGRIA 7.30ユーロ)で、右がスペインのスパークリングワイン・カヴァ(CAVA)で作られたカヴァ(SANGRIA DE CAVA 7.80)です。子どもがスイカを食べたがったのですが、アルコールに浸かってしまっているので食べさせてあげられませんでした・・・お子にはオレンジジュースを頼みました🍊
スペインといえばのパエリアを2種オーダー。シーフードとミートで、それぞれ13.90ユーロです。ドリンクメニューはこちら。
そして最後になんと、お隣りで盛り上がっていたペルーからの団体さんより、お誕生日ケーキをもらうというハプニング!バースデーソングをみんなで歌っていたので我が息子が興奮して食べたいと言い出し、それに気づいた皆さんが心優しくもケーキのおすそ分けをくださったのでした。それも一番最初に・・・ありがとうございました♡♡♡
Syra Coffee - Sagrada Familia
サグラダ・ファミリア近く。事前に調べていたスペシャリテコーヒーのカフェでテイクアウト。SIBUBUの金彩を持参したら、バリスタのお姉さんがいたく感動してくれて、熱心に写真を撮ってくれていました💖インスタグラムはコーヒーアカウントでご紹介しています。
ガウディ建築
グエル公園
思い立ってタクシーで向かいましたが、当日の入園チケットはすでにオンラインで売り切れ。残念ながら外側しか見ることができませんでしたが、それでも圧倒的な世界観でオーラを放っていました。まるでおとぎの国。え、これ住宅なの?という予習不足ゆえのシンプルな疑問と驚きがここに。
・1984年にユネスコの世界遺産に登録
・施主のグエル伯爵とガウディの夢が作り上げた分譲住宅
・1900年から1914年に建造
・入口に建つ門衛の小屋と東屋をみて、サルバドール・ダリが「砂糖をまぶしたタルト菓子のようだ」と評した
※wikipediaより引用
カサ・ミラ
急いでいたので外観だけ撮影!詳細は後から復習して知りました。
・ガウディが54歳の時に設計
・1906年から1910年にかけて、実業家のペレ・ミラと妻ルゼー・セギモンの邸宅として建設
・1984年にユネスコの世界遺産に登録
・直線部分を全くもたない建造物
・外観の波打つ曲線は地中海をイメージ
※wikipediaより引用
カサ・バトリョ
こちらの目の前も、ベビーカーを押しながら急ぎ足で通過。多くの人が撮影していたので、外観写真のみ。
・1877年に建設
・大繊維業者ジュゼップ・バッリョ・イ・カザノバスがガウディに依頼
・1904年から1906年にかけて、この邸宅を改築
・ガウディは、5階と地下室を加え、玄関広間を広げ、階段や内壁を作り直し、各部屋に曲線的なデザインを持ち込んで、タイルやステンドグラスの装飾を施した
・2005年にユネスコの世界遺産に登録
※wikipediaより引用
駆け足でめぐったファッションの街
日本やイスラエルでもおなじみのファストファッションのブティックめぐり。ZARAやMANGOなど、スペイン発のオシャレなブランドが多いことに驚きました!
本当は1店1店ゆっくり入ってみたかった。販売されているラインナップも違えば、オリジナルの内装デザインやレイアウトも堪能したかった。バルセロナは1日にしてならず・・・絶対また来ます!
【ラ チナータ(La Chinata)】
ガウディ建築とファストファッション巡りの合間に訪れた、スペイン発祥のオリーブオイルのコスメブランド。ここは事前に調べていて無事に寄れたのですが、ここもやはりお土産をゆっくり探している余裕がなく・・・慌てて食べるオリーブ(ガーリック入り)だけを自宅用に購入しました。コスメ店なのに。リップやハンドクリームがあれば、試してみても良かったかもと少し後悔しています。
夜のクルーズ船はイベント満載
鮨ダイニング:泉 IZUMI
BD当日に予約が取れなかったので、翌日を予約して夫婦2人で訪れたクルーズ船内の鮨店。お隣りには鉄板焼店が併設されています。
ちなみに同じ名前の鮨店が、去年乗ったハイファ発のロイヤルカリビアン『ラプソディ・オブ・ザ・シーズ』にもありました🍣そしてメニューもほぼ同じ・・・
日本酒を使ったカクテルと、お通しの枝豆で懐かしい日本に想いを馳せつつ、出航前の窓の外、バルセロナの港を眺めました。
She's a GEISHA 14
Spicy OKINAWA 14
IZUMI RYU FUTOMAKI ROLL 18
ジブリをイメージしている訳ではありませんよ。おそらく🤭
もはやここまでくると、鮨というジャンルにあらず。クリエイティブすぎて、フージョンというべきか、イノベーティブの粋。世界に羽ばたく鮨のポテンシャルを見た。という感じです!
ミュージカル『ヘアスプレイ』の予約時間があったので、二人で過ごせたのはおよそ30分ほど🥲食べ切れなかったものは客室にテイクアウトさせてもらって、子どものお夜食になりました。そういえば、過去に乗った2つのクルーズ船内では、客室のことを「キャビン」と皆さん呼ばれていましたが、今回はクルーの皆さんが「ルーム」と呼んでいたのが印象的でした。
美食ソムリエのインスタグラムでもご紹介しています。
ミュージカル:ヘアスプレー Hairspray
Royal Theater DECK 4, Forward 7:15PM
ミュージカルの開始時間が19:15って早くないですか。お鮨デートもそこそこに、家族揃って観賞しました。ポップコーンを持ってショーを楽しむことを覚えてしまったうちの3歳は、この日も音楽に合わせてノリノリで愉しんでいました。
お部屋に戻ると、ナイトモードで待っていてくれたのは、クマのタオルアート。翌日のニュースレターもこのタイミング(ディナー後)で届きます。
【ナイトジャグジー】
ディナー→ミュージカルを楽しんでもなお、21時をまわるまでは日が沈まず空は明るく、クルーズ船の夜は長いのです。
クルーズ旅の醍醐味とも言える、夕陽を見ながらのジャグジー。真夏でも、夕方以降の屋外デッキは肌寒くなりますが、船上プールやジャグジーは温水なので安心です♡
エリア限定で夜も開放されているのは嬉しいですね♡ライフセーバーさんとお喋りしているゲストをよく見かけます♡タオルステーションでのバスタオルの貸し出しは23時まで。
【待たされつづけたバルーンパーティ】
10:45 pmからという遅めのバルーンパーティに参加。メインプロムナードの頭上には、朝から大量のバルーンがスタンバイしていて、パーティが始まる=バルーンが落ちて来ると楽しみにしていた私たち家族を含む多くのゲストが、バルーンをゲットしようと集まってきていました。
しかし結果として、ロイヤルカリビアンには今後もう乗りたくないと思ってしまうほどの酷い思わせぶりなパーティでした。。。予定時間から遅れてライブが始まり、みんなは頭上のバルーンがいつ落ちて来るのかとワクワクしながら音楽に乗っていたのですが、待てど暮らせどライブは終わらず何曲も何曲もつづき・・・もしかしてバルーンは落ちてこないのでは?!と思い始めてゲストが少しずつ去っていきました。私の腕の中で眠ってしまった息子を部屋に連れて帰り、エレベータでは酔っ払いたちが騒いでいて、踏んだり蹴ったりな想い出になりました。
部屋に戻ってアプリを確認すると、アフターバルーンパーティの予定が追加されており、バルーンが落ちてくる(バルーンドロップ)のは0:00過ぎてから、そして00:05に回収しましょうという内容が書かれていて重ねてショック。最初からバルーンドロップの時間までアナウンスしてくれていら、こんなことにはならなかったのにという怒りがさらに増して・・・期待値コントロールのやり方含め、ゲストに対する思いやりや、純粋に楽しんでもらいたいという心がこの船にはないのだなと感じました。これがロイヤルカリビアンのやり方!涙
最後まで読んでくださりありがとうございました。次回は【スペイン・マヨルカ島】です!クルーズ旅を検討されている方にとって、私たちの経験が少しでも参考になれば幸いです。
☆今後のブログ予定☆
地中海クルーズ5日目:スペイン・マヨルカ島
地中海クルーズ6日目:フランス・マルセイユ
地中海クルーズ7日目:イタリア・ピサ(フィレンツェ)
地中海クルーズ8日目:イタリア・ローマ
☆クルーズ旅これまでのブログ☆
YouTubeのチャンネル登録と、高評価ボタンもよろしくお願いします!
それでは今年一年も、美酒・美食でハピハピできますように🥂
美食ソムリエAsaco ®
※レストランのご紹介や取材・イベント参加は、DMもしくはメールにてご連絡ください。お問い合わせはこちら
👉✨Instagram(美食):bishoku_sommeliere
👉✨Instagram(コーヒー):bishoku_coffee
👉✨Instagram(ワイン):bishoku_wine
👉✨Twitter(つぶやき):BishokuAsaco